寒い冬には鍋がいいですよね。おいしいですし何より失敗が少ない。
今は鍋の素なるものも販売されていますから、本当にお肉や野菜を切って入れるだけでおいしい鍋を楽しめます。
いい時代になりました。
鍋では肉・肉・野菜、肉・肉と肉ばかり食べて怒られるなんて経験をした人もいるかもしれませんね。
お肉などのメインどころが終われば締めにうどんやラーメン、雑炊などが待っていたりして、それも楽しみだったりします。
しかし、ちょっと目を離して鍋を焦がしてしまう場合もよくあります。
そこで今回は焦げた鍋の後処理について調べてみました。
鍋の焦げ付きを取る方法は3種類あるらしい
色々とネットを調べてみると鍋の焦げ付きを落とす方法として重曹とお酢を使う方法をよく見かけます。
そしてもう一つ、ぬるま湯を入れて放置しておくという方法もあるようです。
ぬるま湯を入れて一晩放置
簡単なコゲであれば、この方法でとれるとの情報を入手しました。ぬるま湯に浸して一晩放置します。その後、布巾などでコゲをこすり落とす方法です。
土鍋が焦げてしまった場合、お酢や重曹を使う前にまず試してみたい方法ですね。
正直、お酢や重曹を使って焦げ付きを取るというのは意外と面倒くさい。
なんて思ってしまいますから。
浸すだけで良いのですから、やってみるだけやってみましょう。
重曹で焦げ付きを落とす
この手のものは動画で見るとしっくりくるので、YouTubeから動画を探してきました。
イメージ的にはこんな感じですね。
やり方としては、
・土鍋に水を浸す(お湯ではなく水)
・重曹を大さじ4杯ほど入れる
・沸騰させ20分ほど煮立たせ、冷えるまで待つ
・冷めたらスポンジでコゲを落とす
こんな感じです。水から始めるのがポイントだそうです。
(注意)ゴシゴシとこすると土鍋が傷むのでやめましょう。
お酢で焦げ付きを落とす
こちらも重曹と同じくYouTubeで動画を探してみたのですが見つかりませんでした。
とはいえ、重曹が酢になったくらいでそんなにやり方に違いはありません。
・土鍋に水と酢(60ccくらい)を入れて火にかける
・沸騰したら冷めるまで放置
・冷めたらスポンジでコゲを落とす
こんな感じです。
こちらも重曹と同じく、水から始めるのがポイントととのことです。
重曹とお酢の使い分けについて
ぬるま湯で一晩付けておくという方法は置いておいて、重曹とお酢で焦げ付きを落とすという方法を御紹介しました。
この2つの方法は何が違うかというと、効き目のある焦げの種類が違うんですね。
重曹は酸性の焦げ付きに対して使用され、一方、お酢はアルカリ性の焦げ付きに使用されます。
酸性の焦げ付きというのは、ご飯や肉、魚などのコゲが挙げられます。そしてアルカリ性の焦げ付きというのは野菜や果物、キノコなどのコゲなんだそうです。
鍋をする場合は野菜も入れるし肉も入れるでしょうから、焦げ付きには酸性のコゲとアルカリ性のコゲが混ざっているということになるんでしょうか。
ですから、しつこい焦げ付きに関しては重曹で焦げ付きを落とした後で、残ったコゲをお酢で落としてみる。
といった2段階焦げ落とし術を試してみるのもいいのではないかと思います。
鍋の外側の焦げ付きはどうする?
土鍋の外側の焦げ付きは重曹水で落とすことができるようです。
土鍋がすっぽり入るくらいのたらいなどを用意して、ぬるま湯200ccに小さじ2杯ほどの割合で重曹を入れてその重曹水に浸して数時間放置するとコゲが取れやすくなるそうです。
たらいなどがなければ、キッチンペーパーで重曹水パックをすることでも同様に焦げ付きが落としやすくなるということです。
金属のたわしなどでゴシゴシとこすったりしないようにしましょう。大切な土鍋が傷んでしまいます。
土鍋のお手入れについて
土鍋は水分を吸ってしまう性質があって取り扱いに注意しないといけないと言われています。
取り扱いの基本は乾燥させておくこと。乾燥させずにいるとカビが生えてきたりするので注意が必要です。
また水分を吸ってしまうことから、洗剤を使って洗うときも手早く洗いきってしまう必要があります。
土鍋を洗剤で洗うと洗剤が浸み込むからと、洗剤では洗わない方が良いと思っている人もいるようですが、手早く洗えばよいそうです。
洗剤を使うよりも、ぬるま湯に浸しておくという方法がよいという人もいますし、ここら辺は好き好きかなと思います。
いずれにしろ土鍋は乾燥させるのが基本ということですね。