洗濯をしているのに洗濯物が臭い。なんていう話をよく耳にします。そういう場合は洗濯槽のカビを疑ってみるのが一番ではないでしょうか。
洗濯槽の掃除についてはやったことがないという人もいるみたいですから、そういう場合は洗濯槽の裏側にカビがびっしりとついている可能性も大いに考えられます。
ネットでは色々と洗濯槽の掃除の仕方について情報が公開されています。
見てみたところ割と簡単に洗濯槽のカビは取れるようです。ただし、時間は結構かかるみたいですけども。
今回はそんな洗濯槽の掃除についてのお話です。
洗濯槽を酸素系漂白剤で洗浄する方法
やり方や手順については、文章で書くよりも動画で見た方が分かりやすいと思うのでYouTubeにアップロードされていた動画を御紹介します。
ただ、カビが浮いてくる画面も出てきますので、その手の画像が苦手な方は視聴を控えていただいた方が良いかもしれません。
一応、文章でも手順をご紹介します。
・洗濯層にお湯をためる(50度くらい)
・酸素系漂白剤(500グラム)をお湯に溶かして洗濯槽に入れる
・洗濯機スタート(2・3分ほど撹拌する)
・黒カビが浮かび上がる
・ネットで黒カビ、石鹸カスを取り除く
・8時間ほど放置して、その後、撹拌・カビの取り除きを繰り返す
・その後排水。すすぎと脱水を水が綺麗になるまで繰り返す
という手順だそうです。
簡単ではありますが、なかなかに面倒ですね。
洗濯槽クリーニングをするとにおいの変化が体感できるほどわかるという人もいるようで、結構カビの影響ってすごいんだなと思いました。
洗剤には塩素系と酸素系があるけれどもどちらを使えばよい?
漂白剤には塩素系と酸素系があるというのはご存知だと思いますが、洗濯槽のカビに対してはどちらの洗剤を使えばよいかと悩む方も多いようです。
塩素系洗剤はカビを分解して除去すると言われています。一方、酸素系洗剤は発泡力を生かしてカビをはがしとる働きをします。
このことから、カビがたくさんあると思われるのであれば酸素系、小さなカビを撃退したいのであれば塩素系。ということになるかと思います。
洗濯機メーカーも塩素系洗剤で洗濯槽の掃除をしましょうと言っているところが多いようです。
ただし洗濯機によって使ってよい洗剤、よくない洗剤があるようなので、ご使用の洗濯機の取扱説明書をよくご覧になってから、洗濯槽の掃除をすることをお勧めします。
結局のところ、最初は酸素系漂白剤で大きなカビをはがし落として、その後塩素系漂白剤で小さなカビを撃退する。
という方法が良いのではないかと思います。
酸素系漂白剤と塩素系漂白剤は混ぜるな危険ではないのか?
塩素系の洗剤と聞くと「混ぜるな危険」ということをよく耳にします。塩素系の洗剤と酸性タイプの洗剤を混ぜると有害な塩素ガスが発生するという怖い話です。
ですから、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜると危険なのではないかと思ってしまうでしょう。
ですが、酸素系と酸性タイプの洗剤は同じものではありません。
酸性タイプの洗剤とはその名の通り酸性を示すものです。一方、酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウムが使用されますが弱アルカリ性です。
ただ、意識することに越したことはないので、使用の際には念のために確認するくらいのことはした方がいいかもしれませんね。
まとめ
洗濯槽の選択には結構時間がかかりますが、これは今まで洗濯槽の掃除をしてこなかったからということだと思います。
ネットでアップロードされている洗濯槽の掃除動画ではかなりの黒カビが浮かび上がってきていますが、それなりの頻度で洗濯槽の掃除をしていたらあれほどまでに黒カビが浮かび上がってくることはないかと。
最近の洗濯機は洗濯槽のそうじコースがついているものが多いのでそのコースを使って洗濯槽を定期的に掃除するというのが良いでしょう。
その際は塩素系漂白剤を使用した方が良いのかなと思ったりします。
とはいえ、まずは取扱説明書の指示には従った方がいいでしょうね。