花粉の舞う季節は花粉症が心配ですよね。
花粉症の症状としてはくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどがありますが、のどの痛みも症状として現れます。
そして、花粉症に悩む人の8割はのどの異常を感じているようです。
そこで、今回は花粉症とのどの痛みを中心にした花粉症の原因と対策についてのお話です。
花粉症からくるのどの痛みの原因について
花粉症になるとのどの痛みを感じる人が多いのですが、その原因としては以下のようなものが挙げられます。
・口呼吸によってのどが乾燥する
・花粉がのどに張り付くことによるアレルギー反応
口呼吸によってのどが乾燥する
先ほども挙げた通り花粉症の症状として鼻詰まりがあります。
鼻づまりになると口呼吸になるため、必然的に喉が乾燥することになります。
その結果、粘膜が壊れて炎症しやすくなるとのことなんです。
花粉がのどに張り付くことによるアレルギー反応
こちらも、鼻づまりによる口呼吸が原因になるのですが、花粉を含む空気がのどを通ることで花粉がのどに付着しのどがイガイガするとのことです。
花粉がのどに付着してアレルギー反応を起こすんですね。
風邪との見分け方
花粉症の初期症状は風邪に似ているため、風邪との見分け方は覚えておいた方が良いと思います。
花粉症は花粉によるアレルギー反応ですし、風邪はウィルスによるものですから対処方法が違います。
風邪だと思って風邪薬を飲んでもよくならないなぁと思っていたら実は花粉症だったということもあるようです。
見分け方は以下の通りです。
・花粉症は花粉が存在する間は症状が継続するので、花粉のシーズン中は鼻詰まりなどの症状に悩まされます。
一方、風邪は1週間ほどで治まります。
・秋の花粉症は微熱が出るようですが基本的に花粉症は高熱は出ません。
・花粉症は目のかゆみがあります。
・鼻水の色について花粉症はサラサラ、風邪なら黄色や緑色
以上のような違いがあるので見分ける基準にするとよいでしょう。
花粉症対策として
花粉症対策として何をすればよいでしょうか。
それには花粉に触れないことが一番なんですが、なかなか難しいですよね。
ですから、できるだけ花粉に触れないようにしつつ花粉対策をする必要があります。
できるだけ花粉に触れないようにする
外出すれば花粉に触れてしまうので一切花粉に触れないということは無理でしょう。
ですから、外出したら玄関先でジャンバーについた花粉を振り払うなどして家に花粉を入れないようにします。
また洗濯ものを外に干すのも控えた方が良いでしょう。
室内干しは嫌なにおいがつくことも考えられますので、洗濯には注意しましょう。
外出から帰ったら手洗いと洗顔、うがいをすることで花粉を落とすことも忘れないようにしたいですね。
このとき、うがいにはイソジンは使わないようにしましょう。有益な菌を落としてしまう可能性があるからだそうです。
できればうがいは紅茶を冷ましたものが良いとう情報もありました。試してみる価値はあると思います。
その他の花粉対策として
先ほどの対策でできるだけ家に花粉を入れないようにしましたが、それでも多少は花粉が入ってきてしまうでしょう。
そういう場合に備えて加湿器を使用する方法があります。
部屋が乾燥していると花粉が舞い散りますので、加湿器でなんとか花粉が飛散しないようにするんですね。
また外出の際はマスクをするのも有効です。花粉の侵入を防ぐとともに、口・のどの乾燥も防ぐことができます。
あとは薬の助けを借りるという方法もあります。
花粉のシーズンが始まる1か月前から薬を飲んでいるとシーズンの初めに症状を和らげることができるそうです。
個人的に薬に頼るのは嫌なのですが、こればかりは仕方がないというところでしょうか。